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本当に他人に迷惑をかけてはいけない?

愛媛県松山市の整体院 健優館です。

「他人に迷惑をかけてはいけないよ」と親や学校から教えられ、人に迷惑をかけることは悪いことだと思っている人は多いと思います。

ですが、本当に他人に迷惑をかけてはいけないものなのでしょうか。

そもそも、迷惑という言葉は仏教の言葉なのだそうです。

仏教が浸透している日本では、この他人に迷惑をかけてはいけないという考え方が、長年伝えられ、信じられてきています。

この考え方は、他人を思いやる非常に素晴らしい考え方なのですが、よく考えてみると、他人に迷惑をかけずに生きることは不可能なのではないかとふと疑問に思いました。

人は生まれた時は赤ちゃんです。

自分ひとりではほぼ泣くことしかできず、他人の助けがなければ生きていくことはでいません。

亡くなる時も、自分ではなく、他人にしか葬儀を行ってもらえません。

大きな視点で見ると、人間が快適な生活をするほど、地球に対して環境的な負荷をかけることになります。

ですから人は生まれた時から、亡くなるまで、人や物、地球にも迷惑をかけ続けていることになります。

つまり、生きることは迷惑をかけることと、言えるのではないでしょうか。

インドにはごめんなさいが存在しない?

生きることは迷惑をかけることと言われても、できる限りまわりに迷惑をかけたくないと思ってしまうのが日本人の本音ではないでしょうか。

文化や思い込みにより、なかなか新しい考え方は受け入れづらいものですが、視点をひとつ上げると意外とすんなり受け入れることができる場合があります。

例えば、同じアジアのインドには、「ごめんなさい」や「すみません」という意味に当たる言葉が存在しないのだそうです。

それはインドでは「人に迷惑をかけ合って生きるのは当たり前」という文化、つまり「おたがいさま」の文化が浸透しているからなのだそうです。

親やまわりからもそのように教えられるそうです。

ある意味で日本とは正反対な考え方ですよね。

でも、「ごめんなさい」と言う時の気持ちよりも「おたがいさま」と言う時の気持ちのほうがなんだか明るい気持ちになりませんか?

確かに自分の誤りを認め素直に謝罪することは、人間関係や社会をスムーズにするために大切なことだと思います。

でもその根底には「他人には迷惑をかけていはいけない」という思い込みがあるからこそ、「あの人はミスしたのに私に誤ってくれない」「あんなにもみんなに迷惑をかけたのに、すみませんの一言もない」などと怒りや憤りなどの不快な感情が生まれてしまいます。

ところが「人に迷惑をかけ合ってて生きるのは当たり前、おたがいさま」という考え方だと、「あの人はミスしたけど自分も昔同じようなミスをしたな、おたがいさまだな」「あの人はみんなに迷惑をかけたけど、自分もまわりに迷惑をかけて生きているしな」と感情的にならず、客観的で穏やかな気持ちでいられるのではないでしょうか。

どちらが良い、悪いということはありませんが、どちらを選択するのも自由です。

自分の視点をひとつ上にあげて、自分の今の状況を客観的に見て、その時その時、自分が心地よい判断ができると、人生も日々平和に穏やかに、より楽しいものになりそうですね♪

他人に迷惑をかけてもいいと自分に許す

先日、他人に迷惑をかけた体験を私自身がした時の気づきをお伝えさせていただきます。

先日、1歳10カ月の娘に家から閉め出しをされてしまいました。

私は自宅兼の整体院で仕事をしていて、毎朝整体院の掃除をしていると娘が遊んでとばかりにトコトコ走り寄ってきます。

その日も毎朝の日課で整体院の入口外の部分を雑巾がけしていたら、扉からカチャという音が聞こえました。

何かなと思って見てみると、娘が最近できるようになった扉の鍵閉めをうれしそうにしているではありませんか。

鍵を閉められるようになったのはいいのですが、実は開けることができないのが難点で、その時もなんとか娘に開けてもらおうと、声をかけたりしてみたのですが一向に開く気配がありません。

そうです、私は娘に閉め出されて、家に入れなくなってしまいました。

その日のクライアント様の予約時間も1時間後ぐらいに控えていて、まさにピンチの状態です。

そこで冷静に、考えると唯一ポケットに携帯電話がありました。

まさに救いの神です。

早速、仕事中の妻に携帯電話に連絡をしたのですが、何度電話しても出てくれません。

そこで、仕方ないとすぐに妻の勤め先に連絡をし、連絡がとれ、たまたま外出の予定があるのでそのついでにカギを持ってきてくれることになりました。

その結果、時間的にもなんとか間に合い、無事予定通りに施術を行うことができました。

これも以前の私なら、「仕事中の妻に連絡するのは迷惑だからどうしようかなぁ」「情けない理由だしなぁ」などと考え迷ってしまい、すぐに電話ができなかったと思います。

ところが今回は「他人に迷惑をかけるのはおたがいさま」という考えがふと頭をよぎり、迷いなく妻や妻の職場にも連絡することができました。

このように考え方や意識、思い込みを変えるだけで行動が変わり、良い結果につながることもあります。

人は思い込みや固定観念に囚われず、もっと自由に自分を生きていい生き物なのかもしれませんね。

そのほうが自分に無理なく自然に楽しい毎日を送れそうです。

そのためにまずは、自分の思い込みや固定観念に気づくことが大切な一歩になりそうですね♪

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松山市の整体-あなたらしく輝く整体院 健優館松山 館長 藤原優(ふじわらゆう)
松山市の心と体が楽になり人生が楽しくなる整体院 健優館 館長。趣味はアート写真。詳しいプロフィールはこちら→松山市の整体-あなたらしく輝く整体院 健優館松山 館長プロフィール
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